宗像四国東部霊場第四十六番本尊薬師如来(池浦古屋敷薬師如来堂)      (宗像市池浦)

池浦古屋敷・薬師如来堂」(宗像市池浦657)

 

この地蔵菩薩様は池ノ浦地区の名家である高橋家が所有、管理する古屋敷霊場のお堂に納めたものです。薬師堂ですので本来からいえば薬師如来様が居るべき場所なのでしょうが第十六代当主高橋彦次郎氏の意向により地蔵菩薩様をお祀りする運びとなりました。

素材は楠木を使用していまして、この材は糟屋郡須恵の名家であります田原家の庭のクスを伐採したものを使用させていただきました。

この田原家は江戸期から目薬を製造販売していた医療に関係する家柄です。こちらのクスを使用する流れになりましたのも何かのご縁があるのでしょうね。

私は仏師ではありませんので現代美術家が制作した仏像であります。

私の家系から宗像大社の沖ノ島の神主が出ていることをお話ししたところ宗像地区とのご縁を高橋家に感じて頂いたことで私が作らせていただくことになりました。

台座や御背光の部分は陶器にて制作しました。

私のお世話になってます天台宗の僧侶の方に霊視していただいたところ、お堂の中では新参者ですが、魂年齢としてはこちらのお堂の中で一番年上になるそうです。

お堂の中の他の仏様たちとうまくやっていけるでしょうという言葉を頂きましたので安心しました。

現在はこのお堂は施錠されてないという事ですので機会があればお参りしてください。

 

こちらの霊場に関して由緒など詳しく調査されています。「正見行脚」というブログに掲載されてます。参考にされるといいと思います。

 

 正見行脚  

 http://blog.livedoor.jp/keitokuchin/archives/65799536.html

 

もともとこの場所には「池浦山王神社の原形である天台宗円光寺廃寺址」があったそうです。

 

 

 

須賀神社

獅子頭の破損個所の修復と部分的な塗装と清掃

日英上人

紛失した両手の復元と清掃

十一面観音菩薩 頭像香炉

 

陶器 クジャク釉、燻釉等

 

香炉

 

2018年 制作 幅290mm 高さ420mm

神棚用ステンドグラス

245x345mm

魔方陣ステンドグラス

170x245mm

 

魔方陣とは

1~9までの数字が9マスに配されて縦、横、斜めどこを足しても15になるというもの。

デザインとしてはマス内がそれぞれの数字に分割されて色彩構成されています。9マスの中央は五が入りこれは(吾)自分自身を表します。縦列の数字は三,五,七が入り、これを言葉にするとシメでしめ縄の(〆)といいます。右の縦列は八,一,六でこれはヤヒロ(八尋)です。ヤヒロは浄化を意味するようです。

魔方陣の構成事態がどうも結界など魔除けを意味するようです。

 


陰陽ウロボロスの輪

 

円環するウロボロス形態は終末が発端へと回帰する円運動(永却回帰)や陰と陽の様な反対物の一致などを意味している。

 

錬金術では宇宙の万物が変容を重ねた後に純粋な「一なるもの(賢者の石)」へと回帰する。想像の過程を象徴している。

 

陰陽は白黒で表現され中央の目は日月眼です。陰陽の象徴的な目です。この図像は循環、不老不死、均衡、を表しています。

陰陽つるかめ

 

鶴と亀「つるとかめ」はヘブライ語にするとお守りの形をしたという意味になります。

 

亀は亀甲獣骨文字で知られていますが、亀占(きぼく)という占いで亀の甲羅を焼いて熱することにより生じるヒビの形状で吉凶を占いました。占いの記録もそこにされました。

 

亀が神聖化される過程がここに表されているのではないでしょうか。

 

ヘブライの文化、もしくは直接的な占い師という人材が日本に入ってくる、あるいはその道程で日本の地に文化として長寿や祝いの象徴に定着していったのではないでしょうか。

 

もう一つの例えとして日本を二分してきた二つの力の象徴にもなっていた。天孫系の「つる」国つ神系の「かめ」というように。天孫系の伊勢の現天皇家勢力と歴史を隠蔽されてきた出雲系の勢力。

 

この陰陽は婚姻関係を結ぶことで和解したとか?

 

つるのかめがすべったという歌は「つる」と「かめ」がすべる(統べる)という意味だとか?

 

統一することで光り輝く未来が訪れますようという願いを込めての図案です。

 


八尋殿

ヤヒロドノとは何か?

一部を抜粋しまして掲載させていただきますが、この解説により私の人生において自分の姓の疑問も大部分が解決しました。

和良久( 前田比良聖さんという武道家の方)の解説です。

天津菅曾の活用により光が放射するといわれます。それは「降魔の利剱」といわれ悪魔を降伏させる力をもっています。そして前後上下左右に右旋左旋して動き、その全容たるや「八尋殿(イヤヒロドノ)」を描くといわれます。八尋殿とは、大神様のアマノヌホコの活動により、点を中心に「遠心力と求心力」が同時におこって出来た螺旋の世界のことです。それは内まわり、外まわりして、その旋回して交わる形状がまるで蓮の花のように美しさを保ちつつ拡大し、また凝縮する世界を表現しますので極楽浄土、または「高天原~タカアマハラ」とも言われています。つまり、均衡なる螺旋波動の発生によって、人も場も天国のように清められ、よい気に満たされるのです。
 
 旋回をさせながら動く天津菅曾の動きはまるで竜神のようであり、竜神はすなわち剱であると古来より言われていますのも、このように、螺旋運動して動くからでは無いでしょうか。剱は「螺旋しながら光り輝くもの」という意味をもっています。
 
 天津菅曾学は「魂と体の結合、離散の諸現象を、自在に我々の力の上に応用して行こうという学術」といわれています。剱の波は両刃といわれますが、実際には左右の働きは異なります。棟が「霊」で、刃が「体」となります。霊と体が融合した形が剱なのです。

 

 

このような「八尋殿」の解説を図像化したもの

 


八尋殿 龍神双頭香炉

高さ400mm


弁財天様 白龍大神

 

香炉等

 

2020年制作 幅290mm 奥行240mm 高さ180mm

黄瀬戸白八大龍王器 

 

香立て、水入れ

 

2020制作 幅170mm 高さ100mm (個人蔵)

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